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Calc870 Version 1.0 for FX-870P/VX-4 (10桁電卓)
はじめに
10桁電卓です。普通の (関数電卓ではない) 電卓と同じ機能を持ちます。
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スクリーンショット
[1][2][.][3][SPC] キーを押した状態
[/] キーを押した状態
[4][5][6] キーを押した状態
[EXE] キーを押した状態
計算後の数値が 9,999,999,999 を超えた状態
(12,345,678×12,345,678≒1.524157652E+14≒15,241.57652E+10)
仕様 (制限事項)
・関数 (平方根を除く) は、使用できません。
・計算後の数値が 9,999,999,999 を超えた場合、エラーとなります。
この場合、概算値を表示します。
(例: 1,000,000,000 [*] 234 [=] → 23.40000000 (*10^10))
・計算後の数値が 0.000000001 未満の場合、0 となります。
・演算子の優先順位は、考慮されません。
(例: [1] [+] [2] [*] [3] は、9 となります。(7 ではありません))
・平方根の計算は、現在入力中の数値に対して行います。
(例: [1] [+] [2] [√] は、1 + √(2) となります。(√(1 + 2) ではありません))
・カナ入力モードになっている場合、アルファベットキーの入力はできません。
・メモリーエリアに記憶している数値が 0 以外の場合は、画面左上に "M" を表示します。
・メモリーエリアは、CAL モードと共通です。メモリーエリアに記憶している数値が Calc870 で扱える数値を超えている場合、メモリーエリアに対する操作はできません。(エラーとなります)
・メモリーエリアの消去は、以下の通りです。
([CLS] [log])
修正履歴
Version 1.0
・B.COM 形式プログラムに限り、[S] (シフト) キーを押した後、キー操作が有効となる処理を削除しました。
(この修正はプログラムのサイズを減らすために行いました)
Version 0.10
・[√] キーを押した後に数値キーを押した場合、表示中の数値をクリアするように修正しました。
(変更前: [2] [√] → 1.414213562 [5] → 1.414213562)
(変更後: [2] [√] → 1.414213562 [5] → 5)
・以下のキーに対応する処理を追加しました。
([ANS])
Version 0.9
・カンマを表示するようにしました。
([,] キーを押すことにより ON/OFF を変更できます)
・[^] キーを押した場合、負号 (-) を入力または取り消します。
・[Exp] キーを押した場合、00 を入力するように変更しました。
(変更前: [1] [Exp] → -1)
(変更後: [1] [Exp] → 100)
・[=] キーを押した後に、[.] キーを押した場合、画面上の表示を 0 にしました。
・エラーが発生した場合、概算値を表示するように変更しました。
(変更前: [1] [2] [3] [4] [5] [6] [*] [=] → E 123456)
(変更後: [1] [2] [3] [4] [5] [6] [*] [=] → E 1.524138393)
・乗算のみ演算記号の前の数値を定数にしました。
(変更前: [3] [*] [2] [=] → 6 [=] → 12 [=] → 24 [=] ...)
(変更後: [3] [*] [2] [=] → 6 [=] → 18 [=] → 54 [=] ...)
・[/] [=] キーを押した場合、逆数を表示します。
(変更前: [2] [/] [=] → 1 [=] → 0.5 [=] → 0.25 [=] ...)
(変更後: [2] [/] [=] → 0.5 [=] → 0.25 [=] → 0.125 [=] ...)
・[MR] キーを押した場合、内部の定数を初期化しないように変更しました。
(変更前: [1] [0] [0] [log] [2] [+] [3] [=] → 5 [MR] → 100 [=] → 100)
(変更後: [1] [0] [0] [log] [2] [+] [3] [=] → 5 [MR] → 100 [=] → 103)
Version 0.8
・[+] [-] [*] [/] [=] キーを押した後、小数点以下の 0 を削除するようにしました。
([CLS] [0] [.] [1] [0] [=] → 0.1 と表示します)
Version 0.7
・[BS] キーを押した後、小数点が移動しない点を修正しました。
([CLS] [2] [√] [BS] [BS] [BS] [BS] [BS] [BS] [BS] [5] により再現します)
・[S] (シフト) キーを押した後でもキー操作が有効となるようにしました。
・以下のキーに対応する処理を追加しました。
([MR], [M+], [log], [ln], [Q])
・B.COM 形式プログラムのファイルを添付しました。
Version 0.6
・RR 形式プログラムのファイルを添付しました。
Version 0.5
・FX-Binary-Filer (FBF) から実行した場合、左上にカーソルが表示されるのを防ぎました。
・[S] キーを押した場合、キークリック音を発生または停止します。
Version 0.4
・平方根を計算可能にしました。
・[=] キーを押して計算結果を表示後、[Exp][.][BS] キーを押した場合、画面上の "=" 表示を消します。
・[+][-][*][/] キーを押した後、[.][BS] キーを押した場合、数値を 0 にします。
Version 0.3
・ピリオドの表示位置を 1 ドット下に動かしました。
(数字の 2 とピリオドが重なってしまうため)
Version 0.2
・計算後の数値がマイナスの場合、マイナス記号が表示されないのを修正しました。
・キー入力順により計算結果が不正になる点を修正しました。
・[SPC] キーを押すことにより、マイナス記号を入力可能としました。
・ライセンス表記 (The MIT License) を追加しました。
Version 0.1
・初版作成
最終更新日:2019年1月23日
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