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Calc870F Version 1.0 for FX-870P/VX-4 (10桁関数電卓)
はじめに
10桁関数電卓です。
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スクリーンショット
[1][2][.][3][SPC] キーを押した状態
[/] キーを押した状態
[4][5][6] キーを押した状態
[EXE] キーを押した状態
[ENG] キーを押した状態
[(] キーを押した状態
計算後の数値が 9.999999999E+99 を超えた状態
仕様 (制限事項)
・計算後の数値が 9.999999999E+99 を超えた場合、エラーとなります。
・演算子の優先順位を考慮します。
(例: [1] [+] [2] [*] [3] は、7 となります。(9 ではありません))
・演算子の優先順位は、以下の通りです。
((優先順位 高 ←) 関数、かっこ、べき乗、乗除、加減 (→ 優先順位 低))
・かっこは、最大 20 個まで使用可能です。
・関数の計算は、現在入力中の数値に対して行います。
(例: [1] [+] [2] [√] は、1 + √(2) となります。(√(1 + 2) ではありません))
・カナ入力モードになっている場合、アルファベットキーの入力はできません。
・メモリーエリアに記憶している数値が 0 以外の場合は、画面左下に "M" を表示します。
・メモリーエリアは、CAL モードと共通です。
・メモリーエリアの消去は、以下の通りです。
([CLS] [MODE] [MR])
・プログラムを起動直後、数値変数 A の内容が破壊されます。
・計算後エラーが発生した場合で、なおかつ [Q] キーを押した場合、CAL モードに戻ります。(呼び出し元 (VX-MENU または FBF) には戻りません)
・B.COM 形式プログラムでは、一部のキーが使用できません。
・B.COM 形式プログラムでは、演算子キー ([+] [-] [*] [/] [^] [=]) を押しても画面上に演算子が表示されません。
修正履歴
Version 1.0
・B.COM 形式プログラムのファイルを添付しました。
・[CLS] キーを押した場合、"MODE" と "HYP" のキー入力をクリアするように修正しました。
Version 0.4
・関数キーを押した後に数値キーを押した場合、表示中の数値をクリアするように修正しました。
(変更前: [2] [√] → 1.414213562 [5] → 1.414213562)
(変更後: [2] [√] → 1.414213562 [5] → 5)
・かっこの入力回数が最大に達した場合、かっこ表示をしないように変更しました。
(変更前: [(] (20 回押す) [1] [+] [(] -> "(20")
(変更後: [(] (20 回押す) [1] [+] [(] -> "1")
・以下のキーに対応する処理を追加しました。
([ANS], [ENG])
Version 0.3
・カンマを表示するようにしました。
([,] キーを押すことにより ON/OFF を変更できます)
・かっこの入力を可能としました。
・演算子の優先順位を判定するようにしました。
・[CLS] キーを押した直後に [Exp] キーを押した場合の表示を変更しました。
(変更前: 0E+00)
(変更後: 1E+00)
・関数 (log, FACT など) の計算を可能にしました。
・演算子の演算を 10 桁から 13 桁に変更しました。
(変更前: [1] [/] [3] [*] [3] [=] → 9.999999999E-01)
(変更後: [1] [/] [3] [*] [3] [=] → 1)
(内部演算 13 桁は、FX-870P/VX-4 の仕様です)
この変更により CAL モードと Calc870F の計算結果は、"理論上" 一致します。
・仮数の 5 のフォントを変更しました。
・[=] キーを押した後に、[.] キーを押した場合、画面上の表示を 0 にしました。
・エラーが発生した場合、0 を表示するように変更しました。
(変更前: [1] [SPC] [√] → -1)
(変更後: [1] [SPC] [√] → 0)
・乗算のみ演算記号の前の数値を定数にします。
(変更前: [3] [*] [2] [=] → 6 [=] → 12 [=] → 24 [=] ...)
(変更後: [3] [*] [2] [=] → 6 [=] → 18 [=] → 54 [=] ...)
・演算キー, [=] キーを押した場合の計算方法を以下のように変更しました。
(変更前: [2] [+] [3] [+] → 5 [=] → 8 [=] → 11 [=] ...)
(変更後: [2] [+] [3] [+] → 5 [=] → 10 [=] → 15 [=] ...)
・[MR] キーを押した場合、内部の定数を初期化しないように変更しました。
([1] [0] [0] [MODE] [MR])
(変更前: [2] [+] [3] [=] → 5 [MR] → 100 [=] → 100)
(変更後: [2] [+] [3] [=] → 5 [MR] → 100 [=] → 103)
Version 0.2
・[M+] キーを押した場合、メモリーエリアの数値が不正となる点を修正しました。
・以下のキーに対応する処理を追加しました。
([SIN], [COS], [TAN])
Version 0.1
・初版作成
最終更新日:2019年1月23日
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