PB-Prog > 資料 TenBASIC Version 1.0.5 オンラインマニュアル > 6. 言語仕様 > 6-3. 文字関数



書式の見方

文字関数を実行するためには,以下の条件を満たす必要があります。
・文字関数を認識していること。(認識していない場合,変数として扱われます)

認識について

種類 説明
DE ターゲットが DEFAULT の場合における文字関数の認識
(●:認識する (文字関数), ×:認識しない (変数))
E5 ターゲットが PC-E500 の場合における文字関数の認識
(●:認識する (文字関数), ×:認識しない (変数))
E6 ターゲットが PC-E650 の場合における文字関数の認識
(●:認識する (文字関数), ×:認識しない (変数))
E2 ターゲットが PC-E200 の場合における文字関数の認識
(●:認識する (文字関数), ×:認識しない (変数))
G8 ターゲットが PC-G850 の場合における文字関数の認識
(●:認識する (文字関数), ×:認識しない (変数))
F6 ターゲットが FX-860P の場合における文字関数の認識
(●:認識する (文字関数), ×:認識しない (変数))
F7 ターゲットが FX-870P の場合における文字関数の認識
(●:認識する (文字関数), ×:認識しない (変数))
F9 ターゲットが FX-890P の場合における文字関数の認識
(●:認識する (文字関数), ×:認識しない (変数))

書式について

[ ] ... かっこ内は,省略することができます。

A
  ... A または B を,選択します。
B

参照について

種類 説明
(C) コマンド
(N) 数値関数
(S) 文字関数
(O) 演算子
(E) その他



AEGET$,_AEGET$

認識

文字関数 ターゲット
SHARP CASIO
DE E5 E6 E2 G8 F6 F7 F9
AEGET$ × × × × × × ×
_AEGET$

機能

・数式記憶 (AER) に登録したタイトルまたは数式を返します。

書式

AEGET$ (登録番号 [, 種類])

説明

・種類は,以下の通りです。

種類 説明
0 タイトル
1 数式

・種類を省略した場合,数式を返します。

参照

  AER (N), AESET (C), LIST AER (C)



BDATA$,_BDATA$

認識

文字関数 ターゲット
SHARP CASIO
DE E5 E6 E2 G8 F6 F7 F9
BDATA$ × × × × ×
_BDATA$

機能

・データ領域を示すファイルを返します。

書式

BDATA$

説明

・詳しくは,BDATA$ = コマンドを参照してください。

参照

  BDATA$ = (C), BTEXT$ (S)



BIN$,_BIN$ (SHARP)

認識

文字関数 ターゲット
SHARP CASIO
DE E5 E6 E2 G8 F6 F7 F9
BIN$ × × × × × × ×
_BIN$

機能

・数式を2進の文字列に変換して返します。

書式

BIN$ 数式

説明

・数式を2進の文字列に変換します。
・数式の範囲は,以下の通りです。

数式の範囲 変換後の文字列 (※)
-9999999999 〜 -1 "1111 1101 1010 1011 1111" +
"0100 0001 1100 0000 0001" 〜
"1111 1111 1111 1111 1111" +
"1111 1111 1111 1111 1111"
0 〜 9999999999                        "0" 〜
       "10 0101 0100 0000" +
"1011 1110 0011 1111 1111"
(※) わかりやすくするために,空白を追加しています。実際には空白は入りません。

参照

  &I (E)



BIN$,_BIN$ (CASIO)

認識

文字関数 ターゲット
SHARP CASIO
DE E5 E6 E2 G8 F6 F7 F9
BIN$ × × × × × × ×
_BIN$

機能

・数式を2進の文字列に変換して返します。

書式

BIN$ 数式

説明

・数式を2進の文字列に変換します。
・数式の範囲は,以下の通りです。

数式の範囲 変換後の文字列
-32768 〜 -1 "1000000000000000" 〜 "1111111111111111"
0 〜 32767 "0000000000000000" 〜 "0111111111111111"
32768 〜 65535 "1000000000000000" 〜 "1111111111111111"

参照

  &I (E)



BTEXT$,_BTEXT$

認識

文字関数 ターゲット
SHARP CASIO
DE E5 E6 E2 G8 F6 F7 F9
BTEXT$ × × × × ×
_BTEXT$

機能

・テキスト領域を示すファイルを返します。

書式

BTEXT$

説明

・詳しくは,BTEXT$ = コマンドを参照してください。

参照

  BDATA$ (S), BTEXT$ = (C)



CALC$

認識

文字関数 ターゲット
SHARP CASIO
DE E5 E6 E2 G8 F6 F7 F9
CALC$ × × × ×

機能

・数式記憶 (CALC$) で登録した数式を返します。

書式

CALC$

説明

・詳しくは,CALC$ = コマンドを参照してください。

参照

  CALC$ = (C), CALCJMP (C)



CHR$

認識

文字関数 ターゲット
SHARP CASIO
DE E5 E6 E2 G8 F6 F7 F9
CHR$

機能

・数式のキャラクターコードを文字に変換して返します。

書式

CHR$ 数式

説明

・数式のキャラクターコードを文字に変換します。

参照

  ASC (N)



DATE$

認識

文字関数 ターゲット
SHARP CASIO
DE E5 E6 E2 G8 F6 F7 F9
DATE$ × × × × × × ×

機能

・現時点の日付を返します。

書式

DATE$

説明

・現時点の日付を "MM-DD-YYYY" の文字列に変換して返します。
・"MM" は,月を示します。
・"DD" は,日を示します。
・"YYYY" は,西暦年を示します。

参照

  DATETIME$ (S), TIME$ (S)



DATETIME$

認識

文字関数 ターゲット
SHARP CASIO
DE E5 E6 E2 G8 F6 F7 F9
DATETIME$ × × × × × × ×

機能

・現時点の日時を返します。

書式

DATETIME$

説明

・現時点の日時を "MM-DD-YYYY HH:NN:SS.SSS" の文字列に変換して返します。
・"MM" は,月を示します。
・"DD" は,日を示します。
・"YYYY" は,西暦年を示します。
・"HH" は,時を示します。
・"NN" は,分を示します。
・"SS" は,秒を示します。
・"SSS" は,ミリ秒を示します。(使用しているデバイスによっては,常に 0 になります)

参照

  DATE$ (S), TIME$ (S)



DEF CHR$,_DEF CHR$

認識

文字関数 ターゲット
SHARP CASIO
DE E5 E6 E2 G8 F6 F7 F9
DEF × × × ×
_DEF

機能

・文字の字形を返します。

書式

DEF CHR$ (コード)

説明

・DEF CHR$ で登録した字形を返します。
・登録されていない場合,空文字列 ("") を返します。

参照

  DEF CHR$ (C), LIST DEF CHR$ (C)



DMS$

認識

文字関数 ターゲット
SHARP CASIO
DE E5 E6 E2 G8 F6 F7 F9
DMS$ × × × ×

機能

・10進数を60進数に変換した文字列を返します。

書式

DMS$ 数式

説明

・10進数を60進数に変換します。
・DEGR の逆関数です。

<例>

1.3375 時間を 1 時間 20 分 15 秒に変換します。

>DMS$ 1.3375
 1°20′15
>

参照

  DEG (N), DEGR (N), DMS (N), VDEG (N)



ERT$

認識

文字関数 ターゲット
SHARP CASIO
DE E5 E6 E2 G8 F6 F7 F9
ERT$ × × × × × × ×

機能

・エラーの内容を示す文字列を返します。

書式

ERT$

説明

・ERN コマンドまたは ERR コマンドに対するエラーの内容を示す文字列を返します。

参照

  ERL (N), ERN (N), ERR (N), ERROR (C), ON ERROR (C), RESUME (C)



FILES $

認識

文字関数 ターゲット
SHARP CASIO
DE E5 E6 E2 G8 F6 F7 F9
FILES

機能

・現時点で使用しているデバイス名を返します。

書式

FILES $

説明

・現時点で使用しているデバイス名が "COM" の場合,"COM0" を返します。

参照

  FILES (C)



HEX$ (SHARP)

認識

文字関数 ターゲット
SHARP CASIO
DE E5 E6 E2 G8 F6 F7 F9
HEX$

機能

・数式を16進の文字列に変換して返します。

書式

HEX$ 数式

説明

・数式を16進の文字列に変換します。
・数式の範囲は,以下の通りです。

数式の範囲 変換した値
-9999999999 〜 -1 "FDABF41C01" 〜 "FFFFFFFFFF"
0 〜9999999999 "0" 〜  "2540BE3FF"

参照

  &H (E)



HEX$ (CASIO)

認識

文字関数 ターゲット
SHARP CASIO
DE E5 E6 E2 G8 F6 F7 F9
HEX$

機能

・数式を16進の文字列に変換して返します。

書式

HEX$ 数式

説明

・数式を16進の文字列に変換します。
・数式の範囲は,以下の通りです。

数式の範囲 変換後の文字列
-32768 〜 -1 "8000" 〜"FFFF"
0 〜 32767 "0000" 〜"7FFF"
32768 〜 65535 "8000" 〜"FFFF"

参照

  &H (E)



INKEY$

認識

文字関数 ターゲット
SHARP CASIO
DE E5 E6 E2 G8 F6 F7 F9
INKEY$

機能

・キーが押されていれば,その内容を返します。

書式

INKEY$ [数式]

説明

・数式には、0 または 1 を指定します。指定しても機能しません。(互換性維持のために存在します) 通常は,使用しないでください。
・INKEY$ コマンドを実行するとプログラムの実行を一時停止し,以下のウィンドウを表示します。

  入力エリア

<ターゲットが DEFAULT/PC-E500/PC-E650 の場合>

・[×] キーを押した場合, 0 (&H00) を返します。(未入力とします)
・[SP] キーを押した場合,32 (&H20) を返します。
・[↓] キーを押した場合, 4 (&H04) を返します。
・[↑] キーを押した場合, 5 (&H05) を返します。
・[←] キーを押した場合,15 (&H0F) を返します。
・[→] キーを押した場合,14 (&H0E) を返します。
・[■] キーを押した場合,13 (&H0D) を返します。
・[1 ] キーを押した場合,別のウィンドウを表示します。選択した結果により,以下の値を返します。

返す値 押したキー
10 進 16 進
0 &H00 (未入力)
1 &H01 2ndF
2 &H02 C・CE
3 &H03 ↑↓
4 &H04
5 &H05
6 &H06 RCL
7 &H07 STO
8 &H08 BASIC
9 &H09 MENU
10 &H0A OFF
11 &H0B INS
12 &H0C DEL
13 &H0D ENTER
14 &H0E
15 &H0F
16 &H10 SHIFT
17 &H11 hyp
空き領域
19 &H13 FSE
20 &H14 カナ
21 &H15 CAPS
22 &H16 CTRL
23 &H17 BS
空き領域
26 &H1A +/-
空き領域
30 &H1E ▲▼
31 &H1F EXP
32 &H20 SPACE
空き領域
40 &H28
41 &H29
42 &H2A ×
43 &H2B
44 &H2C
45 &H2D
46 &H2E
47 &H2F ÷
48 &H30
49 &H31
50 &H32
51 &H33
52 &H34
53 &H35
54 &H36
55 &H37
56 &H38
57 &H39
空き領域
59 &H3B
空き領域
61 &H3D
空き領域
65 &H41
66 &H42
67 &H43
68 &H44
69 &H45
70 &H46
71 &H47
72 &H48
73 &H49
74 &H4A
75 &H4B
76 &H4C
77 &H4D
78 &H4E
79 &H4F
80 &H50
81 &H51
82 &H52
83 &H53
84 &H54
85 &H55
86 &H56
87 &H57
88 &H58
89 &H59
90 &H5A
空き領域
94 &H5E y^x
空き領域
133 &H85 →HEX
空き領域
135 &H87 1/x
136 &H88 x^2
空き領域
145 &H91 ln
146 &H92 log
空き領域
149 &H95 sin
150 &H96 cos
151 &H97 tan
空き領域
155 &H9B →DEG
空き領域
241 &HF1 PF1
242 &HF2 PF2
243 &HF3 PF3
244 &HF4 PF4
245 &HF5 PF5
空き領域
252 &HFC

<ターゲットが PC-E200/PC-G850 の場合>

・[×] キーを押した場合, 0 (&H00) を返します。(未入力とします)
・[SP] キーを押した場合,32 (&H20) を返します。
・[↓] キーを押した場合, 5 (&H05) を返します。
・[↑] キーを押した場合, 4 (&H04) を返します。
・[←] キーを押した場合,15 (&H0F) を返します。
・[→] キーを押した場合,14 (&H0E) を返します。
・[■] キーを押した場合,13 (&H0D) を返します。
・[1 ] キーを押した場合,別のウィンドウを表示します。選択した結果により,以下の値を返します。

返す値 押したキー
10 進 16 進
2 &H02 CLS
4 &H04
5 &H05
7 &H07 ANS
8 &H08 BASIC
9 &H09 TEXT
10 &H0A TAB
11 &H0B INS
12 &H0C CONST
13 &H0D ENTER
14 &H0E
15 &H0F
空き領域
17 &H11 2nd F
20 &H14 カナ
21 &H15 CAPS
23 &H17 BS
24 &H18 R・CM
25 &H19 M+
空き領域
32 &H20 SPC
空き領域
40 &H28
41 &H29
42 &H2A
43 &H2B
44 &H2C
45 &H2D
46 &H2E
47 &H2F
48 &H30
49 &H31
50 &H32
51 &H33
52 &H34
53 &H35
54 &H36
55 &H37
56 &H38
57 &H39
空き領域
59 &H3B
61 &H3D
空き領域
65 &H41
66 &H42
67 &H43
68 &H44
69 &H45
70 &H46
71 &H47
72 &H48
73 &H49
74 &H4A
75 &H4B
76 &H4C
77 &H4D
78 &H4E
79 &H4F
80 &H50
81 &H51
82 &H52
83 &H53
84 &H54
85 &H55
86 &H56
87 &H57
88 &H58
89 &H59
90 &H5A
空き領域
94 &H5E y^x
空き領域
135 &H87 1/x
136 &H88 x^2
空き領域
145 &H91 ln
146 &H92 log
空き領域
149 &H95 sin
150 &H96 cos
151 &H97 tan
空き領域
155 &H9B →DEG
156 &H9C F←→E
157 &H9D nPr
158 &H9E MDF
空き領域
251 &HFB π
252 &HFC

<ターゲットが FX-860P/FX-870P/FX-890P の場合>

・[×] キーを押した場合,"" (空文字) を返します。(未入力とします)
・[SP] キーを押した場合,32 (&H20) を返します。
・[↓] キーを押した場合,31 (&H1F) を返します。
・[↑] キーを押した場合,30 (&H1E) を返します。
・[←] キーを押した場合,29 (&H1D) を返します。
・[→] キーを押した場合,28 (&H1C) を返します。
・[■] キーを押した場合,13 (&H0D) を返します。
・[1 ] キーを押した場合,別のウィンドウを表示します。選択した結果により,以下の値を返します。

返す値 押したキー
10 進 16 進
8 &H08 BS
空き領域
12 &H0C CLS
13 &H0D EXE
空き領域
18 &H12 INS
19 &H13 OFF
空き領域
28 &H1C
29 &H1D
30 &H1E
31 &H1F
32 &H20 SPC
空き領域
40 &H28
41 &H29
42 &H2A
43 &H2B
44 &H2C
45 &H2D
46 &H2E
47 &H2F
48 &H30
49 &H31
50 &H32
51 &H33
52 &H34
53 &H35
54 &H36
55 &H37
56 &H38
57 &H39
空き領域
61 &H3D
空き領域
65 &H41
66 &H42
67 &H43
68 &H44
69 &H45
70 &H46
71 &H47
72 &H48
73 &H49
74 &H4A
75 &H4B
76 &H4C
77 &H4D
78 &H4E
79 &H4F
80 &H50
81 &H51
82 &H52
83 &H53
84 &H54
85 &H55
86 &H56
87 &H57
88 &H58
89 &H59
90 &H5A
空き領域
94 &H5E
空き領域
96 &H60
97 &H61
98 &H62
99 &H63
100 &H64
101 &H65
102 &H66
103 &H67
104 &H68
105 &H69
106 &H6A
107 &H6B
108 &H6C
109 &H6D
110 &H6E
111 &H6F
112 &H70
113 &H71
114 &H72
115 &H73
116 &H74
117 &H75
118 &H76
119 &H77
120 &H78
121 &H79
122 &H7A
空き領域
224 &HE0 ENG
空き領域
226 &HE2 MR
空き領域
228 &HE4 M+
空き領域
230 &HE6 IN
231 &HE7 OU
232 &HE8 CALC
233 &HE9 ANS
空き領域
238 &HEE MEMO
239 &HEF LINE
250 &HFA ALL RESET
251 &HFB MODE

参照

  INPUT (C), INPUT $ (S)



INPUT $

認識

文字関数 ターゲット
SHARP CASIO
DE E5 E6 E2 G8 F6 F7 F9
INPUT

機能

・キーから指定した文字列を読み込み,その内容を返します。

書式

INPUT $(文字数)

INPUT $(文字数, @)

説明

@ は,何もしません。(互換性維持のために存在します)
・INPUT $ コマンドを実行するとプログラムの実行を一時停止し,以下のウィンドウを表示します。

  入力エリア

・指定した文字数分の文字をキーボードから読み込みます。読み込み後,自動的に次の命令に移ります。

・[SP] キーを押した場合,32 (&H20) を返します。
・[↓] キーを押した場合,31 (&H1F) を返します。
・[↑] キーを押した場合,30 (&H1E) を返します。
・[←] キーを押した場合,29 (&H1D) を返します。
・[→] キーを押した場合,28 (&H1C) を返します。
・[■] キーを押した場合,13 (&H0D) を返します。
・[1 ] キーを押した場合,別のウィンドウを表示します。選択した結果により,以下の値を返します。

返す値 押したキー
10 進 16 進
1 &H01 CTRL A
2 &H02 CTRL B
3 &H03 CTRL C
4 &H04 CTRL D
5 &H05 CTRL E
6 &H06 CTRL F
7 &H07 CTRL G
8 &H08 CTRL H
9 &H09 CTRL I
10 &H0A CTRL J
11 &H0B CTRL K
12 &H0C CTRL L (C・CE)
13 &H0D CTRL M (ENTER)
14 &H0E CTRL N
15 &H0F CTRL O
16 &H10 CTRL P
17 &H11 CTRL Q
18 &H12 CTRL R (INS)
19 &H13 CTRL S
20 &H14 CTRL T
21 &H15 CTRL U
22 &H16 CTRL V
23 &H17 CTRL W
24 &H18 CTRL X
25 &H19 CTRL Y
26 &H1A CTRL Z
27 &H1B CTRL =
28 &H1C
29 &H1D
30 &H1E
31 &H1F
32 &H20 SPACE
33 &H21
34 &H22
35 &H23
36 &H24
37 &H25
38 &H26
39 &H27
40 &H28
41 &H29
42 &H2A
43 &H2B
44 &H2C
45 &H2D
46 &H2E
47 &H2F
48 &H30
49 &H31
50 &H32
51 &H33
52 &H34
53 &H35
54 &H36
55 &H37
56 &H38
57 &H39
58 &H3A
59 &H3B
60 &H3C
61 &H3D
62 &H3E
63 &H3F
64 &H40
65 &H41
66 &H42
67 &H43
68 &H44
69 &H45
70 &H46
71 &H47
72 &H48
73 &H49
74 &H4A
75 &H4B
76 &H4C
77 &H4D
78 &H4E
79 &H4F
80 &H50
81 &H51
82 &H52
83 &H53
84 &H54
85 &H55
86 &H56
87 &H57
88 &H58
89 &H59
90 &H5A
91 &H5B
92 &H5C
93 &H5D
94 &H5E
95 &H5F _
96 &H60 SHIFT M (‘)
97 &H61
98 &H62
99 &H63
100 &H64
101 &H65
102 &H66
103 &H67
104 &H68
105 &H69
106 &H6A
107 &H6B
108 &H6C
109 &H6D
110 &H6E
111 &H6F
112 &H70
113 &H71
114 &H72
115 &H73
116 &H74
117 &H75
118 &H76
119 &H77
120 &H78
121 &H79
122 &H7A
123 &H7B
124 &H7C
125 &H7D
126 &H7E
127 &H7F DEL
空き領域
161 &HA1
162 &HA2
163 &HA3
164 &HA4
165 &HA5
166 &HA6
167 &HA7
168 &HA8
169 &HA9
170 &HAA
171 &HAB
172 &HAC
173 &HAD
174 &HAE
175 &HAF
176 &HB0
177 &HB1
178 &HB2
179 &HB3
180 &HB4
181 &HB5
182 &HB6
183 &HB7
184 &HB8
185 &HB9
186 &HBA
187 &HBB
188 &HBC
189 &HBD
190 &HBE
191 &HBF
192 &HC0
193 &HC1
194 &HC2
195 &HC3
196 &HC4
197 &HC5
198 &HC6
199 &HC7
200 &HC8
201 &HC9
202 &HCA
203 &HCB
204 &HCC
205 &HCD
206 &HCE
207 &HCF
208 &HD0
209 &HD1
210 &HD2
211 &HD3
212 &HD4
213 &HD5
214 &HD6
215 &HD7
216 &HD8
217 &HD9
218 &HDA
219 &HDB
220 &HDC
221 &HDD
222 &HDE
223 &HDF

・[2 ] キーを押した場合,別のウィンドウを表示します。選択した結果により,以下の値を返します。

返す値 押したキー
10 進 16 進
0 +   0 &H00 + &H00 CTRL hyp
空き領域
0 +   4 &H00 + &H04 OFF
0 +   5 &H00 + &H05 BASIC
0 +   6 &H00 + &H06 MENU
0 +   7 &H00 + &H07 カナ
空き領域
0 +   9 &H00 + &H09 CAPS
空き領域
0 +  14 &H00 + &H0E ▲▼
0 +  15 &H00 + &H0F CTRL OFF
空き領域
0 +  30 &H00 + &H1E DRG
空き領域
0 +  36 &H00 + &H24 SHIFT OFF
0 +  37 &H00 + &H25 AER
0 +  38 &H00 + &H26 CAL
0 +  39 &H00 + &H27 SHIFT カナ
0 +  40 &H00 + &H28 SHIFT BS
0 +  41 &H00 + &H29 SHIFT CAPS
空き領域
0 +  43 &H00 + &H2B SHIFT DEL
0 +  44 &H00 + &H2C CA
0 +  45 &H00 + &H2D SHIFT ENTER
0 +  46 &H00 + &H2E SHIFT ▲▼
空き領域
0 +  50 &H00 + &H32 SHIFT INS
空き領域
0 +  60 &H00 + &H3C SHIFT →
0 +  61 &H00 + &H3D SHIFT ←
0 +  62 &H00 + &H3E SHIFT ↑
0 +  63 &H00 + &H3F SHIFT ↓
空き領域
0 +  69 &H00 + &H45 CTRL BASIC
0 +  70 &H00 + &H46 CTRL MENU
0 +  71 &H00 + &H47 CTRL カナ
0 +  72 &H00 + &H48 CTRL BS
0 +  73 &H00 + &H49 CTRL CAPS
空き領域
0 +  75 &H00 + &H4B CTRL DEL
0 +  76 &H00 + &H4C CTRL C・CE
0 +  77 &H00 + &H4D CTRL ENTER
0 +  78 &H00 + &H4E CTRL ▲▼
空き領域
0 +  82 &H00 + &H52 CTRL INS
0 +  83 &H00 + &H53 CTRL PF1
0 +  84 &H00 + &H54 CTRL PF2
0 +  85 &H00 + &H55 CTRL PF3
0 +  86 &H00 + &H56 CTRL PF4
0 +  87 &H00 + &H57 CTRL PF5
空き領域
0 +  92 &H00 + &H5C CTRL →
0 +  93 &H00 + &H5D CTRL ←
0 +  94 &H00 + &H5E CTRL ↑
0 +  95 &H00 + &H5F CTRL ↓
0 +  96 &H00 + &H60 CTRL 0
0 +  97 &H00 + &H61 CTRL 1
0 +  98 &H00 + &H62 CTRL 2
0 +  99 &H00 + &H63 CTRL 3
0 + 100 &H00 + &H64 CTRL 4
0 + 101 &H00 + &H65 CTRL 5
0 + 102 &H00 + &H66 CTRL 6
0 + 103 &H00 + &H67 CTRL 7
0 + 104 &H00 + &H68 CTRL 8
0 + 105 &H00 + &H69 CTRL 9
0 + 106 &H00 + &H6A CTRL *
0 + 107 &H00 + &H6B CTRL +
0 + 108 &H00 + &H6C CTRL ,
0 + 109 &H00 + &H6D CTRL −
0 + 110 &H00 + &H6E CTRL .
0 + 111 &H00 + &H6F CTRL /
0 + 112 &H00 + &H70 CTRL SPACE
0 + 113 &H00 + &H71 CTRL :
0 + 114 &H00 + &H72 CTRL (
0 + 115 &H00 + &H73 CTRL )
空き領域
0 + 129 &H00 + &H81 sin
0 + 130 &H00 + &H82 cos
0 + 131 &H00 + &H83 tan
0 + 132 &H00 + &H84 FSE
0 + 133 &H00 + &H85 →HEX
0 + 134 &H00 + &H86 →DEG
0 + 135 &H00 + &H87 ln
0 + 136 &H00 + &H88 log
0 + 137 &H00 + &H89 1/x
0 + 138 &H00 + &H8A ↑↓
0 + 139 &H00 + &H8B EXP
0 + 140 &H00 + &H8C y^x
0 + 141 &H00 + &H8D
0 + 142 &H00 + &H8E x^2
0 + 143 &H00 + &H8F +/-
0 + 144 &H00 + &H90 RCL
0 + 145 &H00 + &H91 STO
空き領域
0 + 148 &H00 + &H94 sinh
0 + 149 &H00 + &H95 cosh
0 + 150 &H00 + &H96 tanh
空き領域
0 + 161 &H00 + &HA1 sin-1
0 + 162 &H00 + &HA2 cos-1
0 + 163 &H00 + &HA3 tan-1
0 + 164 &H00 + &HA4 TAB
0 + 165 &H00 + &HA5 →DEC
0 + 166 &H00 + &HA6 →D.MS
0 + 167 &H00 + &HA7 e^x
0 + 168 &H00 + &HA8 10^x
0 + 169 &H00 + &HA9 →γθ
0 + 170 &H00 + &HAA SHIFT ↑↓
0 + 171 &H00 + &HAB π
0 + 172 &H00 + &HAC x√y
0 + 173 &H00 + &HAD 3√
0 + 174 &H00 + &HAE
0 + 175 &H00 + &HAF SHIFT +/-
0 + 176 &H00 + &HB0 SHIFT RCL
0 + 177 &H00 + &HB1 SHIFT STO
0 + 178 &H00 + &HB2 →xy
0 + 179 &H00 + &HB3 n!
0 + 180 &H00 + &HB4 sinh-1
0 + 181 &H00 + &HB5 cosh-1
0 + 182 &H00 + &HB6 tanh-1
空き領域
0 + 193 &H00 + &HC1 CTRL sin
0 + 194 &H00 + &HC2 CTRL cos
0 + 195 &H00 + &HC3 CTRL tan
0 + 196 &H00 + &HC4 CTRL FSE
0 + 197 &H00 + &HC5 CTRL →HEX
0 + 198 &H00 + &HC6 CTRL →DEG
0 + 199 &H00 + &HC7 CTRL ln
0 + 200 &H00 + &HC8 CTRL log
0 + 201 &H00 + &HC9 CTRL 1/x
0 + 202 &H00 + &HCA CTRL ↑↓
0 + 203 &H00 + &HCB CTRL EXP
0 + 204 &H00 + &HCC CTRL y^x
0 + 205 &H00 + &HCD CTRL √
0 + 206 &H00 + &HCE CTRL x^2
0 + 207 &H00 + &HCF CTRL +/-
0 + 208 &H00 + &HD0 CTRL RCL
0 + 209 &H00 + &HD1 CTRL STO

<ターゲットが PC-E200/PC-G850 の場合>

・使用できません。

<ターゲットが FX-860P/FX-870P/FX-890P の場合>

・返す値は,INKEY$ と同じです。

参照

  INKEY$ (S), INPUT (C)



INPUT $(#)

認識

文字関数 ターゲット
SHARP CASIO
DE E5 E6 E2 G8 F6 F7 F9
INPUT

機能

・ファイルから指定した文字列を読み込みます。

書式

INPUT $(文字数, #ファイル番号)

説明

・指定した文字数分の文字をファイルから読み込みます。読み込み後,自動的に次のコマンドに移ります。

参照

  INPUT # (C), OPEN (C), PRINT # (C)



KEY $,_KEY $

認識

文字関数 ターゲット
SHARP CASIO
DE E5 E6 E2 G8 F6 F7 F9
KEY × × × × ×
_KEY

機能

・PF キーに定義されている文字列を返します。

書式

KEY $キー番号

説明

・PF キーに定義されている文字列を返します。
・キー番号には,1 〜 80 を指定します。

参照

  KEY (C), LIST KEY (C)



LEFT$

認識

文字関数 ターゲット
SHARP CASIO
DE E5 E6 E2 G8 F6 F7 F9
LEFT$

機能

・文字式の左側から指定した文字数を取り出します。

書式

LEFT$ (文字式, 文字数)

説明

・文字数の範囲は,以下の通りです。

引数 文字の範囲
文字数 0 ≦ 文字式 < 32767

参照

  MID$, RIGHT$



MEM$,_MEM$

認識

文字関数 ターゲット
SHARP CASIO
DE E5 E6 E2 G8 F6 F7 F9
MEM$ × × × × ×
_MEM$

機能

・RAM カードの構成状態を返します。

書式

MEM$

説明

・常に "S1" を返します。(互換性維持のために存在します)

参照

  MEM$ = (C)



MID$

認識

文字関数 ターゲット
SHARP CASIO
DE E5 E6 E2 G8 F6 F7 F9
MID$

機能

・文字列の中から一部分の文字列を取り出します。

書式

MID$ (文字式, 位置 [,文字数])

説明

・文字式の左側から指定した位置の文字を指定した文字数だけ取り出します。
・文字数を省略すると,位置以降のすべての文字が指定されます。
・文字数の範囲は,以下の通りです。

引数 文字の範囲
位置 1 ≦ 文字式 < 32767
文字数 0 ≦ 文字式 < 32767

参照

  LEFT$ (S), RIGHT$ (S)



OCT$,_OCT$ (SHARP)

認識

文字関数 ターゲット
SHARP CASIO
DE E5 E6 E2 G8 F6 F7 F9
OCT$ × × × × × × ×
_OCT$

機能

・数式を8進の文字列に変換して返します。

書式

OCT$ 数式

説明

・数式を8進の文字列に変換します。
・数式の範囲は,以下の通りです。

数式の範囲 変換後の文字列
-9999999999 〜 -1 "17665375016001" 〜 "17777777777777"
0 〜 9999999999 "0" 〜   "112402761777"

参照

  &O (E)



OCT$,_OCT$ (CASIO)

認識

文字関数 ターゲット
SHARP CASIO
DE E5 E6 E2 G8 F6 F7 F9
OCT$ × × × × × × ×
_OCT$

機能

・数式を8進の文字列に変換して返します。

書式

OCT$ 数式

説明

・数式を8進の文字列に変換します。
・数式の範囲は,以下の通りです。

数式の範囲 変換後の文字列
-32768 〜 -1 "100000" 〜 "177777"
0 〜 32767 "000000" 〜 "077777"
32768 〜 65535 "100000" 〜 "177777"

参照

  &O (E)



OPEN $

認識

文字関数 ターゲット
SHARP CASIO
DE E5 E6 E2 G8 F6 F7 F9
OPEN

機能

・通信の入出力条件を返します。

書式

OPEN $

説明

・詳しくは,OPEN コマンドを参照してください。
・OPEN $ の初期値は,以下の通りです。

(SHARP)
"1200,N,8,1,A,C,&H1A,N,S"

(CASIO)
"2,E,8,1,N,N,N,B,N"

参照

  OPEN (C)



RIGHT$

認識

文字関数 ターゲット
SHARP CASIO
DE E5 E6 E2 G8 F6 F7 F9
RIGHT$

機能

・文字式の右側から指定した文字数を取り出します。

書式

RIGHT$ (文字式, 文字数)

説明

・文字数の範囲は,以下の通りです。

引数 文字の範囲
文字数 0 ≦ 文字式 < 32767

参照

  LEFT$ (S), MID$ (S)



STR$

認識

文字関数 ターゲット
SHARP CASIO
DE E5 E6 E2 G8 F6 F7 F9
STR$

機能

・数値を文字列に変換します。

書式

STR$ 数式

説明

・先頭の文字は,符号桁 (" " または "-") になります。

参照

  VAL (N)



TARGET$,_TARGET$

認識

文字関数 ターゲット
SHARP CASIO
DE E5 E6 E2 G8 F6 F7 F9
TARGET$ × × × × × × ×
_TARGET$

機能

・実行対象となるターゲットを返します。

書式

TARGET$

説明

・詳しくは,TARGET$ = コマンドを参照してください。

参照

  TARGET$ = (C)



TIME$

認識

文字関数 ターゲット
SHARP CASIO
DE E5 E6 E2 G8 F6 F7 F9
TIME$ × × × × × × ×

機能

・現時点の時間を返します。

書式

TIME$

説明

・現時点の時間を "HH:NN:SS" の文字列に変換して返します。
・"HH" は,時を示します。
・"NN" は,分を示します。
・"SS" は,秒を示します。

参照

  DATE$ (S), DATETIME$ (S)



VERSION$,_VERSION$

認識

文字関数 ターゲット
SHARP CASIO
DE E5 E6 E2 G8 F6 F7 F9
VERSION$ × × × × × × ×
_VERSION$

機能

・TenBASIC のバージョンを返します。

書式

VERSION$

説明

・TenBASIC のバージョンを文字列として返します。
・文字列の内訳は,以下の通りです。

内訳
メジャー番号 5
ピリオド (.) 1
マイナー番号 5
ピリオド (.) 1
リビジョン番号 5


最終更新日:2019年1月23日
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