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TenBASIC Version 1.0.5 オンラインマニュアル
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1. 特徴
1-1. はじめに
・BASIC インタプリタ (BASIC シミュレータ) です。
・ポケットコンピュータ (ポケコン) との互換性を重視しています。
・具体的には,以下のポケコンの BASIC に対して互換性があります。
メーカ |
機種 (ターゲット) |
SHARP |
PC-E500 |
PC-E650 |
PC-E200 |
PC-G850 |
CASIO |
FX-860P |
FX-870P |
FX-890P |
・ただし,以下の機能は,互換性がありません。
説明 |
関連するコマンド/関数 |
リアルタイム入出力 |
INKEY$, INPUT $ など |
機械語関連機能 |
PEEK, POKE, CALL など |
30 pin インターフェースなど
外部デバイスに対する入出力 |
PIOGET, PIOPUT など |
プリンタに対する出力 |
LLIST, LPRINT など |
テープに対する入出力 |
CSAVE, CLOAD など |
1-2. スクリーンショット (Windows 版)
1-3. スクリーンショット (Pocket PC/Windows Mobile 版)
1-4. 動作環境 (Windows 版)
・Windows XP Service Pack 3 で動作確認しました。
・動作確認はしていませんが,理論上は Windows 95 でも動作します。
(TenBASIC は,Windows 95 の Win32 API のみを使用しています)
1-5. 動作環境 (Pocket PC/Windows Mobile 版)
・Pocket PC 2002 以降 (ARM CPU) で動作します。
・株式会社マイタックジャパンの Mio P350 (Windows Mobile 5.1.195) で動作確認しました。
1-6. インストール
<新規インストールの場合>
・変更しても問題ないディレクトリ (例 : C:\TEMP) に (エクスプローラなどを使用して) コピーしてください。
・TenBASIC.exe と PalmAPI1.dll は,同じディレクトリにコピーしてください。
・インストーラは,存在しません。
<バージョンアップの場合>
・TenBASIC を終了してから
TenBASIC.exe と PalmAPI1.dll を (エクスプローラなどを使用して) 上書きしてください。
・TenBASIC.exe と PalmAPI1.dll は,同じディレクトリに上書きしてください。
・インストーラは,存在しません。
1-7. 実行
・(エクスプローラなどを使用して) TenBASIC.exe を起動します。
・初回起動時に限り,TenBASIC.exe が存在するディレクトリに PalmDB1 ディレクトリを作成します。
\(ディレクトリ)
│
├─ \PalmDB1 (← 初回起動時,自動的に作成します)
├─ TenBASIC.exe
└─ PalmAPI1.dll |
1-8. アンインストール
・TenBASIC.exe, PalmAPI1.dll を (エクスプローラなどを使用して) 削除してください。
・PalmDB1 ディレクトリには,TenBASIC で使用したデータ (プログラム) が含まれています。(不要の場合は,削除してもかまいません)
・TenBASIC では,レジストリを使用していません。
・アンインストーラは,存在しません。
最終更新日:2019年1月23日
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